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市長メッセージ(令和4年3月)

命を守るために、今だからこそできること!

 記憶に新しいと思いますが、昨年12月市長イラスト3日午前9時28分、紀伊水道を震源とする震度5弱の地震が御坊市で発生しました。皆様も突然の大きな地震に驚いたと思います。全国ニュースでも大きく報じられ、地震直後はその話題で持ちきりでした。

 しかし時間が経てば、そのことも頭の片隅へと記憶が薄れていきます。そして地震の恐怖を忘れかけていた年明け1月16日の未明、南太平洋にあるトンガ海底火山の噴火の影響により津波注意報が発表されました。深夜鳴り響くサイレンに驚かれたと思います。

 幸い、先の地震と津波注意報による目立った被害もなく胸をなでおろしましたが、改めて災害時における備えの重要性を実感したところです。早速、市役所では全職員への防災研修を実施し、災害時における心構えや対応マニュアルを改めて確認しました。

 市民の皆様方にも今一度、非常用持出袋の準備、家具の固定、水・食料品の備蓄、防災グッズ(カセットコンロ、携帯ラジオ、簡易トイレ等)などのチェックをお願いします。

 また今回の経験を生かし、家族会議や洪水・土砂災害、津波ハザードマップにより自宅から避難場所までの経路を確認いただきたいと思います。災害の種類(地震、津波、水害、土砂災害、台風等)や発生状況(時間帯や季節等)に応じた避難計画(1.在宅による2階や屋根への垂直避難、2.親戚宅等への分散避難、3.車中泊、4.避難所への避難)を想定いただき、この状況ならどう行動する。「いつ」「どこに」避難するか準備していただくことが命を守るうえで大変重要となります。

 昨年12月から国内だけでも震度5以上の地震が相次いで発生しています。12月3日早朝に山梨県富士五湖で震度5弱、同日、御坊市で震度5弱、9日には鹿児島県トカラ列島近海で震度5強、年明け1月4日の東京都小笠原諸島父島近海で震度5強、そして22日大分県・宮崎県での震度5強と5回も発生しています。

 私たちが住む地域で懸念されている南海トラフ地震は記録が残る過去1400年間で90~150年周期で繰り返し発生しています。直近は昭和21年に発生した昭和南海地震ですが75年以上経過しています。政府内閣府による今後30年以内にマグニチュード8~9の地震が起こる確率が70~80パーセントという根拠はここにあります。

 皆様、備えあれば憂いなしです。ぜひご家庭でも万一の災害に備えた準備をいただけますようお願いします。

御坊市長三浦源吾